高血圧の治療

高血圧の治療について

高血圧の治療とは、その名の通り血圧を下げることですが、本当の目的は高血圧が引き起こすであろう重大な生活習慣病の予防にあります。

高血圧と診断されても、ほとんど自覚症状がないため、どうしても病院へ行くのが遅くなりがちですが、将来の健康を考えると、1日も早く高血圧治療を始めたほうが良いでしょう!軽度の高血圧の人でも、すぐに治療を始めれば、降圧剤を使わずに血圧を下げることことも可能です。また、高血圧の人が、腎不全や心不全、糖尿病など、ほかの自病持っている場合は、高血圧治療と並行して病気の治療が進めます。

また、高血圧の治療には、降圧剤による投薬治療が一般的ですが、同時に生活習慣の改善を抜きにして考えることはできません。生活習慣で改善では、次の項目に注意するようにしましょう。

・食塩摂取量を制限する
・適正体重を維持する
・アルコール摂取量は適量にする
・適度な運動をする
・禁煙
・脂質(飽和脂肪酸やコレステロール)の摂取量を制限する



⇒ 高血圧の食事メニューはこちらを参考に!

などです。毎日の悪い生活習慣が高血圧を引き起こしたのですから、毎日の生活習慣の改善は当たり前のことです。高血圧を防ぐ食事と生活を意識して、高血圧の治療を進めるようにしましょう。

降圧薬について

高血圧の治療に用いられる降圧薬には多くの種類があって、それぞれに特有の副作用が現われることがあります。そのため、薬を服用する前に、医師にしっかりと副作用のことを確認しておくことが大切です。

体調が悪くなるなどの気になる副作用があらわれても、自分で勝手に薬を止めたりしていはいけません。すぐにかかりつけの医師に、自分の症状を伝えて、降圧剤の種類や用量を変えるようにしましょう。
もし、自分で判断して薬を止めたり、飲む量を減らしたりした場合も、できるだけ早く医師に相談するように心がけましょう。


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